ユベルデッキで勝ちたい私の10年の記録

ユベルを使って勝ちたい私が考えたユベルの使い方について記していきます

【ユベルデッキ考察】6 フィールドにいるユベルを活かすカード【速攻・装備・フィールド魔法と罠編】


いざきです。

毎度おなじみ、前回の続きとなります。

 

フィールドにいるユベルを活かすカードについて、速攻・装備・フィールド魔法カード及び罠カード編です。

 

今回でユベルのレベルの高さをそのまま活かすためのカードについての考察は最後ですので、何卒お付き合いよろしくお願いいたします。


-目次-


リストを再掲します。

リスト

 【モンスター】

[効果モンスター]

キャシー・イヴL2

ザ・カリキュレーター

ヒール・ウェーバー

ユニバード

レベル・スティーラー(禁止)

[融合モンスター]

覇道星シュラ

シンクロモンスター

ダーク・ダイブ・ボンバー

【魔法カード】

[通常魔法]

アドバンスドロー

ギャラクシー・クイーンズ・ライト

トラスト・マインド

マジカル・スター・イリュージョン

[速攻魔法]

デーモンとの駆け引き

[装備魔法]

パワー・ピカクス

[フィールド魔法]

神縛りの塚

【罠カード】

[通常罠]

無力の証明

では考察です。

(今回はナンバリングが⑤からとなっていますが、本来は魔法罠編として作成していたためです。)

考察

⑤[デーモンとの駆け引き]

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効果:自分の場のレベル8以上のモンスターが墓地に送られたターンに発動でき、デッキか手札から[バーサーク・デッド・ドラゴン]を特殊召喚することができます。

ユベルを墓地に送ることで簡単に発動条件を満たすことができます。その上でデーモンの名前を持つカードであるため、トリック・デーモンの効果により、サーチは非常に簡単です。よって発動機会に困ったり、引けずに困るということはほとんど無いはずです。

 

特殊召喚できるバーサーク・デッド・ドラゴン自体も攻撃力3500と非常に高い攻撃力を持ち、その攻撃力で全体攻撃をすることができるので、防御寄りになりがちなユベルデッキに攻撃性を与えることができる点は見逃せません。

 

しかしながら、特殊召喚するにはデッキか手札にバーサーク・デッド・ドラゴンがいなければならない点は採用を悩ませる点であると思います。

 

バーサーク・デッド・ドラゴンは闇属性かつレベル8であるため、複数枚投入するなら事故を防ぐためにトレード・イン闇の誘惑などもデッキに入れたくなるところですが、墓地からの特殊召喚はできないため、墓地や除外ゾーンからデッキや手札に戻すカードが必要となります。

となると、必然的に腐りやすいカードがデッキの中に多くなりやすく、ただでさえ高レベルカードを大量に扱うユベルデッキの事故率を上げてしまいます。(高レベルのカードが全部トレード・インと闇の誘惑との相性が良ければ良かったのですが...)

 

ですから、採用するのであれば、

デーモンの駆け引きバーサーク・デッド・ドラゴンどちらもピン挿しとし、一度きりの急襲として使う』

くらいの考え方の方が良いと考えております。


⑥[パワー・ピカクス]

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効果:1ターンに1度、装備モンスターのレベル以下のレベルを持つ、相手の墓地のモンスターを除外することで、そのターンの間、攻撃力を500ポイント上昇させることができます。

いわば維持できれば複数回発動できる、スペルスピード1のD.D.クロウと言ったカードですね。レベル10のユベルに装備させれば大抵のカードは除外できるでしょう。

相手の墓地のモンスターを除外できる効果は弱くはないのですが、スペルスピード1がゆえに、相手の蘇生カードにチェーンしたり、妖精伝姫ーシラユキの蘇生効果にチェーンなどはできないため、本当に使いたい時に使えないというもどかしさもあるカードです。

 

決して弱いカードではないため、採用するべきかどうかは流行りのデッキにどれだけ刺さるかで決めるべきかと思います。


⑦[神縛りの塚]

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効果:このカードが存在している時、フィールドのレベル10以上のモンスターは効果の対象にならず、効果では破壊されなくなります。また、レベル10以上のモンスターが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った時に、1000ポイントダメージを与えます。さらに、このカードが効果で破壊され、墓地に送られた時にデッキから神属性カード1枚をサーチできます。

主にユベルデッキでは1つ目の効果を目的に使用します。

効果では破壊されなくなるため、ユベルの自壊効果でもユベルは破壊されなくなります。

ユベルが除去されにくくなる一方で、ユベルを対象としてカードを発動することができなくなるため、前述のギャラクシー・クイーンズ・ライトとのコンボなどができなくなります。

よって、このカードとユベルが並んだ場合、お互いにゲームを進めることが出来ず、このカードが相手によって破壊されるのを待つ。みたいな状況になることもしばしばあります。

 

ですので、このカードを採用する場合はユベルとは独立して攻撃手段を用意するか、このカードでロックして準備を整えた後で、このカードを場から自分で取り除いて攻めに転じるといった使い方をするべきかと思います。

 

このカードの影響下でもユベルをコストにすることはできるので、アドバンスドローは発動でき、それをトリガーにデーモンとの駆け引きを発動するなどは可能です。

また、ギャラクシー・クイーンズ・ライトについても、あらかじめ発動してから神縛りの塚で耐性をつけて1ターンキル。ということもできるので、相性が悪いかと言われればそうとは言い切れません。

 

総じて評価しても、このカードは、ユベルとの相性が非常に良い、デッキのコンセプトにもなりうるカードであると考えております。


⑧[無力の証明]

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効果:自分の場にレベル7以上のモンスターが存在する時に発動でき、相手の場のレベル5以下のモンスターを全て破壊することができます。デメリットとして発動したターンに自分は攻撃することが出来ません。

 


このカードは分かりやすく強力なカードですね。

 

シンクロ召喚が出てからというものの、エクストラデッキから強力なモンスターの特殊召喚をコンセプトにするデッキが非常に多くなっています。

エクストラデッキからの特殊召喚をするには一般に低レベルモンスターを場に大量に展開する必要があります。

展開し終わって、エクストラデッキから特殊召喚しようというタイミングでこのカードを発動できれば、一気に相手を不利にすることができます。

 

しかし、今までのこのカードの考察を読んでいたらわかるように、少なくとも激流葬で十分な場合が殆どです。

しかもユベルは破壊された時に効果を発動するモンスターですので、無制限カード激流葬を差し置いてこのカードを採用すべきかは悩ましいところです。

 

しかしながら、すでに場にいるモンスターに対してフリーチェーンで打てる点は差別化する上でとても重要です。サイクロンなどの魔法罠カードの単体除去が流行っている環境では優先される場合もあるのではないでしょうか。


 

フィールドにいるユベルを活かすカードについての説明は以上となります。

まとめ

今まで長々と説明してきましたが、これらの中でも特に優秀なのは、

  1. ザ・カリキュレーター
  2. ギャラクシー・クイーンズ・ライト
  3. 神縛りの塚

の3枚であると考えています。

 

これら3枚のカードはデッキを組む上でデッキのコンセプトとなりうるカードたちですので、『場のユベルをそのまま使いたい!』と思う場合は一度検討して頂けたらと思います。


 

これにて、

【①-①モンタージュ・ドラゴンやザ・カリキュレーターなどのレベルが高いということに意味があるカードとのシナジーを考えた使い方をする。】

 

についての私の考察を終了させて頂きます。

次回以降は、

【①-②ランク10など高ランクのエクシーズ召喚を行いやすくするカードとして使う。】

についての考察したいと思います。

 

それでは、また次回に。

 


〜蛇足〜

ちなみに、ユベルが手札にある場合にユベルを活かせるカードは近いうちにまとめて解説いたしますので、楽しみにして頂けると幸いです。